株式会社創研

秋らしく・・・♪草木染め☆

  • 公開日:2017年11月1日
  • 最終更新日:2017年11月1日

八王子支店では地域の方のコミュニティルームとして1階店舗を開放し、

毎週様々なカルチャー教室が開催されています

その定期教室とは別に、体験教室「ワークショップ」を計画

記念すべき第1回目のワークショップ「はじめての草木染め」が開催されましたので、

その様子をご紹介したいと思います

 

今回染めるのに使用したのは「背高泡立草・セイタカアワダチソウ」という

黄色いお花の植物です。(「ブタクサ」とよく似ている為、間違える方も多いようです!)

鮮度が染め具合に影響するらしく、なんと直前に生徒さんと摘みに行くという徹底っぷり!

バケツいっぱいに摘んできたセイタカアワダチソウとお水を鍋に入れて火にかけ、

時々かきまぜながら色が出てくるのをゆっくりと待ちます。

待っている間も、先生が染物の起源を教えてくださったりみんなで季節の植物のお話をしたり、

退屈する暇もないくらい楽しい時間を過ごせました♪♪

初めはうっすらと色がついていたお水も、グツグツ煮ていくうちに右の写真のように

茶色に近い濃い黄色になってきます。良い香りもでてきましたー

次に、セイタカアワダチソウを取り出し、ゴミ等をこして染液を完成させます!

(私はなんとなくギューっと搾るのかと思っていましたが、取り出すだけで良いそうです。)

さぁついに染めていきますよー

今回は木綿の巾着、シルクのハンカチなどを染めます

もう一度お鍋を火にかけ、温めながら、かきまぜながら・・・またじっくりと染まっていくのを待ちます。

どんな色になるのか?もう色は染まったのか?待ち遠しく、けれどそれがとても素敵な時間だと感じました

浮いてしまうと染まらないので、沈めるように混ぜる先生。

落し蓋では駄目なのか?と質問をしたところ、それだと布同士が重なっててしまい、

やはり染まらない部分がでてきてしまうそうです。面倒くさがっては駄目ですね。笑

20分ほど煮たところで、ミョウバンを溶かしたお水に漬けます。この作業をすることで、

生地に染み込んだ色味をギュッと定着させ、また色合いも鮮やかにしてくれるそうです

写真だとわかりにくいですが、右の写真は染液に比べて明るい鮮やかな黄色に変化してます

染める物や染まり具合によってはここで終了するらしいのですが、

今回はもう少しだけ色を付けていく為、再度お鍋で煮てミョウバン液に漬ける作業を繰り返しました♪

セイタカアワダチソウから出た色味は木綿・シルク側に吸収され、

染め終わった頃にはあんなに茶色っぽかった染液も薄黄色になっていました!

そして、取り出したら水洗いをして、陰干ししたら完成ですー☆

こ、こんなにキレイな黄色に染まりました

こちらも写真では伝えきれないのが残念なのですが、木綿とシルクでも

染まり具合が異なり、それぞれ素敵な色になっていましたよ

手間隙をかけて待ちわびた完成の時・・・なんと言いますか、感激です

刺繍なんかしたら素敵だねーなんてお話もされていました♪ うんうん

 

「何かやりたいけれど始めるまでが大変」「きっかけがなくて」「一人じゃなぁ・・・」

そんな方はぜひワークショップに参加してみてください☆

 

【問い合わせ】0120-33-1966