お風呂選びのポイント

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お風呂選びのポイント

浴室の画像

まずは、「なぜ浴室をリフォームしたいのか?」「どんなお風呂にしたいのか?」想像してください。ご自身やご家族が「これだけは欲しい」「これだけは譲れない」と思うところ、「これなら妥協できる」「これはなくても大丈夫」など、最初に決めてから浴室選びをしていきましょう。

浴室の種類について

【在来工法のお風呂】

かつての一戸建ての浴室は在来工法が占めていました。

周囲に防水加工を施し、その上にコンクリートなどで壁や床を造っていく工法。
防水加工を施す以外は、他の部屋と同じように造られています。
この工法は、年月とともに防水機能が衰えて水漏れを起こすことが多くあります。
在来工法のメリットは、オーダーメイドなので、浴室のサイズや浴槽の大きさ、素材もタイルやヒノキ材等、色々と選ぶ事が出来、こだわった理想のお風呂を造ることができます。

デメリットは、断熱性が悪く冬は浴室内が冷えてしまいます。
また年月が経つと劣化により防水性が落ちるので水漏れには注意が必要です。
さらに、防水工事や内装工事などの工事が必要な分、工期も長く、費用も高くなります。

【ユニットのお風呂】

現在主流となっているユニットバスは床、壁、天井、浴槽、ドア等が一体になっており、現場で組み立てを行う浴室です。
在来工法のように自由度はありませんが、防水性が高いので水漏れのリスクが低く、断熱性も優れており冬でも比較的暖かく過ごすことができます。
また、清掃性にも優れているので、普段のお手入れがとても簡単です。
さらに在来工法と比べ、工期も短く施工性にも優れています。

【工事期間の違い】(目安)

お風呂リフォーム_工事期間の違い

お風呂のリフォームは、大きく分けて3つあります。
在来工法のお風呂からユニットバスへのリフォーム、ユニットバスからユニットバスへのリフォーム、在来工法から在来工法へのリフォームです。

その中で最も多いユニットバスへのリフォームについての選び方をご紹介いたします

メーカーを選ぶ

各メーカーがアイデアや工夫を凝らして、使いやすい機能やあると嬉しい機能、デザイン等、特徴があります。
ここでは、7社のメーカーをご紹介します。

【TOTO】

トイレでもお馴染みのTOTOの浴室は、テレビCMでも紹介している「ほっカラリ床」が最大の特徴です。

このほっカラリ床は、床の内側に柔らかいクッションが入っており、畳のような踏み心地や座り心地を作り出しました。 また、冬場に裸足で入っても「ヒヤっ」としないので、心臓への負担も軽減でき、ヒートショック予防にも効果的です。

さらに断熱性保持、衝撃吸収、防音効果があります。表面は滑りにくく、乾きやすいので、翌朝にはカラリとしており、靴下で浴室に入っても大丈夫です。 また、清掃性にも優れており、軽くこするだけで汚れがスッキリ落とせます。

ほっカラリ床のイラスト
引用:TOTOカタログ
コンフォートウェーブの構造イラスト
引用:TOTOカタログ

そしてもう一つ「コンフォートウェーブシャワー」。

TOTOの「コンフォートウェーブシャワー」は、快適なシャワー体験をするために設計されたシャワーヘッドです。水の出方や噴出パターン、水滴のサイズを工夫して、心地よい刺激のある浴び心地を体験できます。

節水効果もあり、従来の通常タイプからは約35%の節水を実現し、さらにクリックシャワーにすると約48%も節水できます。金額で見ると年間約16,400円(水道代約5,500円、ガス代約10,900円)お得になります。

その他にオプションでミストタイプとアクティブタイプがあります。ミストタイプならウルトラファインバブル※1を含むミストが汚れを優しくしっかりと洗い流します。コンフォートウェーブと比べ、なんと洗浄力は1.3倍です。アクティブタイプは刺激やリラックスなど3つのモードからお好きな浴び心地をチョイスできるハンドシャワーです。

【LIXIL】

LIXILのお風呂は「キレイ」にこだわった特徴がたくさんあります。

床、浴槽、カウンター、排水溝、鏡、ドアなど、汚れが付きにくく、掃除もしやすいので、掃除のストレスを軽くします。

その中でも「まる洗いカウンター」は、壁からまるごとカウンターを簡単に外すことができるので、カビや汚れがつきやすく掃除のしにくいカウンター裏や、カウンター下の床が隅々まで楽に掃除出来ます。
また、「くるりんポイ排水口」は特許を取得したアイデア品。浴槽からの排水で渦をおこして洗浄します。渦をおこすことでゴミがまとまりゴミ捨ても楽になります。また、排水溝の構造はシンプルなので、お掃除も簡単です。

LIXILの丸洗いカウンター画像
引用:LIXILカタログ
くるりんポイ排水口の画像
引用:LIXILカタログ
くるりんポイ排水口の画像
引用:LIXILカタログ

この他、床の溝の中までスポンジが届く「キレイサーモフロア」や入浴後に洗剤でお風呂を洗い流し、完了後にお湯はりもスイッチひとつでしてくれる「お掃除浴槽」。水垢がついてもサッと落とせる「キレイ鏡」やカビや埃で悩まない「キレイドア」もあります。たくさんの機能で面倒なお風呂掃除がぐんとラクになります。
LIXILのお風呂は基本的な機能が充実していながら手ごろな価格なのも人気のポイントです。

【タカラスタンダード】

タカラスタンダードのホーロー素材画像
引用:タカラスタンダードカタログ

タカラスタンダードといえば「ホーロー」です。

壁面に高品位ホーローを使用しているので、傷がつきにくくお手入れが簡単。 さらに汚れが染み込まず、カビも発生しません。 その清掃性の高さは、油性ペンも水拭きで落とせるほどです。

秘密は、表面に焼きつけて密着コーティングしているガラス質の層。 水をかけるだけで、水が汚れになじみ流れ落ちやすくなるのです。

何年たってもお手入れはシャワーをサッとかけるだけ。

そしてもう1つ、タカラの「ぴったりサイズシステムバス」です。浴室スペースに合わせて間口・奥行ともに2.5cm刻みでサイズオーダーができます。業界最小クラスのサイズ(1450×968mm)にも対応し、約1,500通りの豊富なサイズバリエーションを取り揃えています。規格サイズのユニットバスより、無駄なくスペースを利用でき、広々しています。

在来工法の浴室からリフォームする場合の説明イラスト
在来工法の浴室からリフォームする場合の説明イラスト

家の浴室スペースに合わせて作るので、ピッタリ収まり、規格サイズのシステムバスよりも広くなります。
タカラスタンダードは「耐震」にも力をいれており、震度6強相当の振動にも耐えられるので、安心ですね。

【クリナップ】

クリナップのユニットバス保温特化画像
引用:クリナップカタログ

クリナップのユニットバスは何といっても保温に特化しているところです。

「浴室まるごと保温」はその名の通り、天井・壁・床・浴槽・ふたのすべてを断熱材でしっかり覆っており、外気で浴室内が冷えることを防ぎます。

入浴後30分経過しても浴室内に暖かさがとどまるので、次の人が入るまで少し時間を空けても寒さを感じません。

【トクラス】

トクラスは、もともとヤマハの住宅設備会社でした。
そのトクラスの特徴はデザイン性に優れており、グッドデザイン賞を受賞するほどです。

物理的なサイズを変えずに広く感じさせる「シンメトリーデザイン」。水平、垂直に広がる壁パネルの組み合わせと、 各パーツのレイアウトによって、視覚からリラックスできる空間になっています。

また、デザイン性だけでなく、熱や薬品にも強く高品位で汚れにくい「人造大理石」浴槽など素材から開発しています。音響システムも、気分とシーンに合わせて、様々な使い方を楽しめます。

浴槽の高級感や質感にこだわるならトクラスのお風呂がおすすめ。

引用:トクラスカタログ
シンメトリーデザインの浴槽画像
引用:トクラスカタログ

【パナソニック】

パナソニックは美しくなるための機能、心地よいバスルームにこだわっているのが特徴です。

マイクロバブル入浴 「酸素美泡湯」で保温効果と温浴効果と洗浄力が得られます。入浴後はモイスチャー効果でお肌のしっとり感が長続きします(保温効果)。ぬるめ約39℃のお湯でも身体をしっかり温め、湯あがり後も湯冷めしにくいです(温浴効果)。また、マイクロバブル※1の泡で白濁した柔らかいお湯になるので、入浴剤を使わなくても肌表面をやさしくキレイにします(洗浄力)。

さらに、「エステケアシャワー」は水流とマイクロバブルで、肌表面の皮脂汚れをすっきり除去します。このように美容に関心がある方には魅力的な機能があります。

このほかにゆったり、くつろぎの浴室を演出できる演出証明など、オプションの多さもパナソニックの特長です。

酸素美泡湯の特徴イメージ画像
引用:パナソニックカタログ

ユニットバスのサイズを知る

ユニットバスは「1616」や「1620」のように4桁の数字で規格がきまっています。

これは浴室内部の縦横の幅になっています。
頭2桁の長さに浴室の短辺が収まるようにできています。

例えば、1620の浴室なら、浴室の横幅(短辺)が1600mm、奥行き(長辺)が2000mmとなります。

プランを考える

各メーカーでグレード別のプランがあります。
グレードによって仕様が異なりますのでカタログなどの一覧表で比較し、ご自身にあったプランを選びましょう。

「これだけは絶対に欲しいもの」「ここは妥協できる」など、前もってきちんと決めておくことが大切です。

当たり前ですが、グレードが上がるにつれ、装備や内容が充実していき、価格も上がっていきます。
本当に必要なもの、妥協できるものを、把握して比較検討しましょう。

【例えばAさん一家の要望】

6人家族3世代で使用

祖父母がいるから冬場のヒートショックが心配。また、子供もいるので浴室内の事故も心配。
だから、温かい浴室と手すりは絶対に譲れない。
予算次第で浴室にTVも欲しい。

【例えばBさん一家の要望】

4人家族

共働きなので、掃除を手早く済ませたい。毎朝シャワーを浴びたり、
子供がシャワーを出しっぱなしにするから、節水型のシャワーが必須。

ドアの位置と種類を選ぶ

【ドアの位置】

ユニットバスは下の図のようなドア位置が標準となっています。
ドア位置を少し内側に入れるなどのオプションもあります。
脱衣所からの導線や浴室内の使い方によってドアの位置を決めましょう。

【ドアの種類】出典:LIXILカタログ

【ドアの種類】

標準仕様は折戸タイプのドアになりますが、他タイプのドアを選ぶ事も出来ます。

折戸タイプのドア画像
折戸タイプ
引き戸タイプのドア画像
引戸タイプ
2枚引戸タイプのドア画像
2枚引戸タイプ
開き戸タイプのドア画像
開き戸タイプ
透明ガラスの開き戸タイプ画像
開き戸タイプ
(透明ガラス)

【折戸タイプ】

開閉に必要なスペースが少なく、限られた空間でも利用することができます。

【引戸タイプ】

開閉にスペースが必要ないので、限られたスペースでも設置できます。
万が一浴室内で倒れても、ドアを開閉できるので安心です。

【開き戸タイプ】

開閉にスペースが必要となります。
浴室側に開くタイプにした場合、万が一浴室内で倒れた時などドアが開かなくなる恐れがあります。

浴槽の種類

生活スタイルや年齢、使い方に合わせて選ぶことをお勧めします。
主に、スタンダード浴槽・ベンチ浴槽・ワイド浴槽等の種類があります。

【湯量の目安】

形状によって、湯量にも違いが出ます。

ベンチ浴槽は、ベンチの分だけ湯量が少なくて済みます。
またワイド浴槽は広くなる分、湯量が多くなります。

【スタンダード・フラットタイプ浴槽】

フラットタイプはスタンダードな浴槽の形です。

浴槽の底の部分が平で お湯をたくさん張ることができるので、たっぷりなお湯で肩まで浸かることができ、じっくりと温まることができます。

お年寄りや小さな子供の場合は、お湯を張りすぎるとバランスを崩しおぼれてしまう場合があるので注意しましょう。

【ベンチタイプ浴槽】

ベンチタイプは、底に段差があります。

ゆっくりと半身浴を楽しむのに適しています。小さな子供でも、段差に腰掛ければゆっくりと入浴を楽しむことができます。
体勢を変えることで、肩まで浸かることもできます。

また、フラットタイプに比べ段差の分の湯量が節約できます。

【ワイドタイプ浴槽】

ワイドタイプは浴槽内がワイドに広がっており、親子で入浴する際に広々と使うことができます。

段差があるので、お子様が腰を掛けて、お父さんが足を伸ばして一緒に入ることもできます。

ただし、浴槽が大きくなる分、湯量が増えます。

浴槽の材質

ユニットバスに用いる浴槽の材質には大きく分けてFRP(ガラス繊維強化プラスチック)、人工大理石、ホーローの3種類です。
それぞれのメリット、デメリットをご説明いたします。

壁・床材を選ぶ【湯量の目安】

【壁】

浴室の印象を決めるのは「壁」です。

アクセント張りや全面張り等、張り方によっても印象がだいぶ変わります。

また、バスタイムをどう過ごすかで、色の選択も変わっていきます。 ゆったり過ごすのか、本を読んだり、肌のお手入れをするのか、朝風呂が多いのか等。 ライフスタイルによって選ぶ色が変わってきます。

アクセント張りの画像
アクセント張り
全面張りの画像
全面張り
アクセント張りの画像
アクセント張り
全面張りの画像
全面張り

引用:LIXILカタログ

【床】

どのメーカーでも水はけがよく、冬場でも「ヒヤっ」と冷たくない床材を出しています。
また、清掃性にも優れており、汚れが付きにくく、掃除もとても楽になっています。
色は壁パネルの色に合わせて選ぶことをお勧めします。

引用:TOTOカタログ

壁の色や床の素材など、カタログやHPの画像では実物と印象が異なるので、
「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、ショールームへ行き、実物を確認して決めることをお勧めします。

【エプロン】

浴槽の側面のことをエプロンといいますが、このエプロンも選ぶことができます。

浴槽の色と合わせたり、壁に合わせたりと自由にコーディネートすることができます。

浴室とエプロンのコーディネート例画像
浴槽:ホワイト
×
エプロン:ベージュ
浴室とエプロンのコーディネート例画像
浴槽:ホワイト
×
エプロン:ホワイト

引用:LIXILカタログ

シャワー・換気扇を選ぶ

【シャワー】

シャワー画像
引用:LIXILカタログ

浴室の水栓やシャワーにはいくつかの種類があります。
③のプランによって、装備される水栓やシャワーヘッドが違います。シャワーヘッドは変更することができるので、好みに合わせて選択できます。

また、頭上からシャワーを浴びることができるオーバーヘッドシャワーや、全身を包むように浴びることのできるボディーシャワーなどもオプションで選ぶことができます。

シャワー種類画像
デザイン性のあるものや節水力抜群のもの、色々な吐水のできる多機能なものなど、様々な種類があります。

【換気扇】

換気扇にも種類があります。使用用途によって選ぶことができます。

1)換気扇

標準仕様は換気扇だけのものになります。

2)換気扇+暖房機

冬場の寒い浴室内をあらかじめ暖めておける暖房機が備わった換気扇。冬場に多いヒートショック等の事故予防にもなります。

3)換気扇+暖房機+乾燥機

暖房機に加えて、衣類乾燥ができる機能が備わった換気扇。雨の多い日などに大活躍です。

4)換気扇+暖房機+乾燥機+ミスト

暖房機と乾燥機に加えてミスト機能が備わった換気扇があります。家に居ながらにして全身にミストを浴びてリフレッシュできます。

照明・ミラー・小物を選ぶ

【照明】

空間を彩る照明は、基本仕様でもLEDが主流となっています。 オプションではデザイン性のあるものから、リラクゼーションに最適なダウンライトや足元を照らすフロアライト、間接照明など、様々な照明があります。 入浴スタイルに合わせて選ぶことをお勧めします。

【ミラー】

鏡は背の高いものから、コンパクトなも、横長のものまであります。
着席して使うのか、立っている時使うのかによっても変わってきます。

また、設置位置も座って鏡を見たら位置が合っていないなんてことにならないように、気を付けましょう。 各メーカーでは鏡にコーティング等を施し、水アカが付きにくくなっていたり掃除しやすくなっていたりと工夫がされています。

浴室ワイドタイプのミラー画像
ワイドタイプの鏡
引用:LIXILカタログ

【小物】

小物とは、タオル掛けや収納棚、風呂フタや手すりなどのことです。
収納棚は鏡の脇やコーナー、カウンター下など設置個所があります。
基本仕様できちんとついていますがオプションで自由に選ぶ事も出来ます。

一番大切なのは手すりです。タオル掛けを手すり代わりに使うのは非常に危険ですのでやめましょう。浴槽への出入りに使う手すり、入浴中に身体を支えるための握りバーなど、設置しておくと安心です。

浴室の小物画像
引用:タカラスタンダードカタログ

オプションで快適バスタイム

標準装備だけでも十分ですが、より快適なお風呂タイムを過ごすためのオプションが色々あります。

ひとつ上のリラックス

LIXILスパージュのアクアフィールイメージ画像
引用:LIXILカタログ

やわらかなお湯が首から肩に流れる肩湯。

肩湯は首を直接温めることにより、血流量が増します。
肩こりは決行が悪くなることで引き起こされるものです。
お湯が筋肉の緊張をほぐすので、健康にも美容にもふさわしい入浴法といえるかもしれません。

浴槽内のお湯を循環させるので水道代がかかりません。

LIXILスパージュの打たせ湯イメージ画像
引用:LIXILカタログ

スパリゾートで体験した、心地よい「打たせ湯」の感触打たせ湯の魅力は、落下するお湯が生む断続的な体への刺激感。
期待されるマッサージ効果でリフレッシュできます。

ジェットバス画像
引用:クリナップカタログ

ジェットの刺激でリフレッシュできるジェットバス。

噴流の数や水流等各メーカーで工夫を凝らしています。
マッサージ感も楽しめる快適なバスタイムが過ごせます。

トクラスのマイクロバブルイメージ画像
引用:トクラスカタログ

ミクロの泡が肌への水分浸透を助け、入力後も肌の潤いが持続
さらに、体の芯まで温めるので、ぽかぽかも長続きします。

パナソニックのオイルヴェール酸素美泡湯の画像
引用:パナソニックカタログ

マイクロバブルのお湯で全身うるおいケア酸素美泡湯で細かく分散したミクロの泡が、お湯全体に広がり、全身を包みます。手の届きにくい背中や、かさつきがちな肘、膝なども毎日入浴するだけで潤いをケアします。

パナソニックの演出照明画像
引用:パナソニックカタログ

「点」と「線」。2種類のあかりを組み合わせ、落ちついた空間にします。

間接照明のように壁際を照らすことにより浴室に落ち着いた雰囲気を演出。

調光・調色が可能で、明るさに合わせ心地よい色温度に変化します。 演出照明だけの点灯もでき、シーンに合ったあかりが楽しめます。

ハイビジョン24型ワイドのモニター画像
引用:LIXILカタログ

ハイビジョン24型ワイドの迫力の大画面で地上・BS・110度CSデジタル放送を楽しむことができます。

さらにサウンドシステムと組み合わせれば臨場感のある音が広がり、映画鑑賞やライブ映像なども楽しむことができます。

Bluetooth®などでのスマートフォンや音楽プレーヤーを手軽にワイヤレス再生できます。

ひとつ上の安心設備

足元に不安を感じる方でも、安心して入浴できる様なサポートするオプションがあります。

引用:LIXILカタログ

例えば、LIXILのベンチ付きの風呂フタ。

これは、いったんベンチに腰を掛けてから浴槽の出入りをするもの。
一度腰を掛けることで、浴槽をまたぐのが楽になります。

引用:TOTOカタログ

TOTOのスライドチェアなら浴槽までの移動を安心サポート。

チェアは回転するので、乗り移りができ、昇降も電動式だから楽に安全に介護できます。

ただし、お一人での使用はできませんので、必ず介護者が一人付いてのご使用となります。

引用:LIXILカタログ

浴室内にサポートバーや握りバーを張り巡らせることで、ドアからシャワーまでの移動や、浴槽への出入りはもちろん、どの位置にいても手すりでサポートできます。

LIXILではサポートパックとしてのプランがあります。

窓も重要アイテム

既存のサッシをそのままお使いになる方もいらっしゃいますが、窓からの冷気を減らすため、複層ガラスのサッシに変えたり、雰囲気を変えて、サッシの形状を変更する事も出来ます。

ただし、大きさを変える場合は、外壁工事が必要となる場合もありますのでご注意ください。

【既設の窓をそのまま利用する場合】

既設窓が大きい場合など、既設窓アタッチメントを利用することで、既設の窓をそのまま使うことができます。
サッシの開閉も問題なくすることができますが、既設の窓をそのまま利用しているので、新しい浴室に色や雰囲気が合わなかったり、すき間風が入ったりというデメリットもあります。

また、外壁を壊さずに窓のサイズを小さくすることもできます。 既設窓アタッチメントに比べると、コストアップしますが、窓際の寒さも解消され、浴室と色や雰囲気も合うので、満足のいく仕上がりになります。

窓の存在を忘れると、後からシャワーや照明器具、浴槽のフチと重なってしまったりするので、きちんと採寸することが大切です。

リフォーム営業マン・プランナーが選ぶお風呂ランキング

色々なお風呂があるけれど、結局どれがいいの??

そこでリフォームのプロである、
営業・プランナーがお客様にお勧めするお風呂ランキングをご紹介!

リフォーム営業マン・プランナーが選ぶアンケートのグラフ
(引用:リフォーム産業新聞「リフォーム営業マン・プランナーが選ぶ設備建材 リフォーム大賞2024」より)
1位 サザナ(TOTO)

お風呂で最も人気だったのは、2018年から1位を獲得したTOTOのサザナ。

人気の理由は高性能、多機能な点です。例えば「ほっカラリ床」。発泡ウレタンを使用するので床がやわらかく、体への負担を軽減します。また断熱性も高いので、冬でも足元が冷えにくいです。さらに床表面に特殊処理を施し、皮脂汚れと床の間に水が入り込みます。これにより汚れ落ちがスムーズになり、掃除が手軽になります。このような機能性がプロからも支持を集めています。

2位 シンラ(TOTO)

高級価格帯のシンラが第2位。

肩と腰付近にたっぷりとお湯が流れる楽湯。肩楽湯や腰楽湯は、肩の冷え防止や腰の負担を減らす効果があります。「調光調色システム」に「瞑想ゆらぎモード」が追加されて、6つの調光、調色により、リフレッシュ、リラックス、瞑想、瞑想ゆらぎモードを実現して、浴室の空間をより豊かにします。提案をすると「こういう機能が欲しかった!」と驚かれることもあるそうです。

3位 グランスパ(タカラスタンダード)

2022年に発売されたグランスパが3位。

「毎日をちょっと特別に家族みんなでおうちスパ」がコンセプトで、普及価格帯から中級価格帯までを網羅するシステムバス。デザインや素材、オプション機能などを幅広い選択肢の中から選んで「理想の浴室空間」をカスタマイズできるのが特徴です。「ホーロークリーン浴室パネル」は表面のガラス質が汚れや湿気を寄せ付ない。清潔感と清掃性を重視する昨今の顧客のニーズにぴったりです。

今回のランキングは、お客様におすすめしたいお風呂のランキングです。
提案を受け、実際にショールームで体験することで、違うお風呂を選ばれるお客様もたくさんいらっしゃいます。
なかなかショールームに行けないという方は、まずは施工事例から同じお悩みを持つ方がどんなお風呂を選んだか参考にしてください。

組み立てだけじゃない!お風呂リフォームの工事内容

在来工法のお風呂からユニットバスへのリフォームは、ただ既存のお風呂を解体してユニットを組み立てるだけではないのです。 リフォーム工事が始まると、「あれ?同じ人が工事するんじゃないの?」と驚く方もいます。 何人もの職人が関わってお風呂リフォームの工事をしていきます。

現場監督
【現場監督】

お風呂リフォームは何人もの職人が出入りします。工事の進め方や、いつどの作業をするか、きちんと作業できているか等、現場の一切を取り仕切る大切な役目。
お客様のご意見やご要望、お客様と職人の伝達等も現場監督の役目となります。

メーカー
【メーカー】

主に、ユニットバスの組み立ては各メーカーの職人が行います。
メーカーと設備職人、電気職人、大工で、解体後に打合せをし、給排水の位置や配線の位置等を決めていきます。

設備職人
【設備職人】

ユニットバスが入る前に、しっかりとした土台を作ります。左官職人が入る場合もあります。
水平に土間を打ち、ユニットバスがきちんと納まるようにします。
また、お風呂に欠かせない給排水工事も設備職人の仕事となります。

電気職人
【電気職人】

換気扇のダクト、取付、分電盤への繋ぐ作業等を行っていきます。
また、給湯器のリモコンや照明なども電気職人の仕事となります。

大工
【大工】

ユニットバスに木工事なんてないでしょ?と思われがちですが、必ず大工が入ります。
現場にもよりますが、解体工事も大工さんが行うことがほとんどです。
また、出入口の造作なども大工仕事となります

クロス職人
【内装職人】

出入口の開口部を変更するにあたり、まわりのクロスを貼り替えます。
出入口まわりのクロスだけきれいになるので、「脱衣所のクロスも全部貼り替えたい」とのご要望も多くあります。

解体を大工ではなく解体の職人が入る場合があったり、逆に一人でたくさんの技術を持った職人が行う場合もありますが、それぞれの分野で資格や技術が必要なので、一つの現場で何人もの職人が作業をします。

お風呂のリフォームは大きなお買い物です。
ショールームに足を運び実際の機能を確かめて、じっくり選び決めていく事が大切です。

各メーカー特長こそあるものの、基本的な機能はそれほど違いはありません。
ご自身の目で確かめ、ライフスタイルに合ったお風呂を選びましょう。

  • 【更新日】2025年01月30日 11:46:04
  • 【投稿日】2024年07月16日 11:54:00
  • カテゴリー :
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