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サイディングって何ですか?

  • 公開日:2018年7月27日
  • 最終更新日:2020年11月13日

外壁に使用する板状の建材です。

板の表面に型で柄を形成し、塗装を施しています。デザイン性が高く、バリエーションも豊富なのが特徴です。

 

材質は主に窯業系・金属系・木質系・樹脂系の4種類があります。

窯業系サイディングは、セメント質と繊維質で形成されていて、シンプルなものからレンガ調、タイル調、石積み調などデザイン性の高いのが特徴です。そのため、最近の新築住宅で使用されている割合は約7割を占めています。セメントが含まれていますので、地震などの強い衝撃にも強く、また防火性にも優れています。

 

金属系サイディングは、ガルバリウム・アルミニウム・ステンレスなどの鋼板で作られています。最大の特徴は窯業系サイディングに比べて長期に渡りメンテナンスが必要ありません。防水性・耐天候性にも優れています。しかし、金属を使用している分やや価格は高くなります。

 

木質系サイディングは、木を材料としたサイディングです。木の温もりが感じられ、熱を吸収しにくく、表面温度が上がりにくいので断熱性に優れています。天然の木を使用しますので同じ模様はなく、温かみのある特徴的な外壁になることでしょう。しかし、メンテナンスを怠ると劣化が早いです。天然の木に塗装をして仕上げているので、塗膜が剥がれてしまえば木が腐ってしまいます。外壁をきれいに維持するには、こまめなメンテナンスが必要になります。しかし、取り扱っている工事店が少ないです。

 

樹脂系サイディングは、樹脂の性質により劣化しにくく、塩害や凍結などにも強く、耐天候性がもっとも優れています。建材自体もサイディングの中ではもっとも軽く、家への負担は軽減できますが、遮音性に欠けています。

 

サイディングを選ぶ際は、デザインはもちろんですが、メンテナンスの時期や方法・工事費用なども考慮するといいでしょう。

 

 

 

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