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外壁にひびが入る原因は?直せますか?

  • 公開日:2018年7月30日
  • 最終更新日:2020年11月13日

主な原因は4種類あります。

・ヘアクラック

主に塗膜にできるクラックで、経年による塗膜劣化や塗装工事の際の不適切な塗装間隔時間・弾性素材や塗膜の上に硬質塗膜を塗装などが原因にあげられます。

・乾燥クラック

完全乾燥収縮前にその表面に塗装して造膜すると素材の収縮につれて追随できなくなった塗膜にひび割れが発生します。

・構造クラック

建物の構造的な欠陥や凍結と融解の繰り返し、建物の不同沈下などから発生するひび割れです。

・縁切れによるクラック

モルタルなど湿式工法の外壁材は一度に一面を仕上げます。途中で作業を中止したり、部分的にやり直したりすると塗り継ぎ面にひび割れが生じます。

 

ひび割れの状態によって重症度が異なります。まだ大丈夫なひび割れとすぐに補修しなければならないひび割れを見極めるのも難しいですよね。ここでご自身でもひび割れの状態を把握できる目安をお教えします。

≪ヘアークラック(幅0.3㎜以下)≫

まだ大丈夫なひび割れです。

ただしひび割れが進行していないか定期的にチェックしましょう。

 

≪幅1㎜以上のひび割れ≫

補修が必要です。

下地や構造部分には達していないと思いますが、一度専門業者に調査をしてもらった方がいいでしょう。

 

≪幅3㎜以上のひび割れ≫

早急に補修が必要です。

かなりひび割れが進行している状態です。建物の内部に水分が浸入している可能性もあるので早急に専門業者に依頼をして補修しましょう。

 

 

 

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