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塗装工事をしたら何年持ちますか?

  • 公開日:2018年8月17日
  • 最終更新日:2020年11月13日

一般的に塗装工事は10年に1回が目安と言われていますが、あくまで目安です。使用した塗料によっても耐用年数が異なりますし、日当たりがいい家なのか悪い家なのかでも変わってきます。大切なのは家の劣化状態を把握して、最適な時期に塗装工事を行うことがベストです。

 

塗料の種類・耐用年数・特徴 ≪参考資料:日本ペイント≫

【アクリル塗料】

耐用年数3年~5年

塗料の価格が一番安い。他の塗料に比べて汚れやすく耐候性に劣るので、塗り替えの周期が短い。耐用年数が悪い為、現在ではあまり使われていません。

 

【ウレタン塗装】

耐用年数 5年~8年

数年前は主流塗料だったウレタン塗料。塗膜に光沢があり伸縮性があるが塗り替え周期が短い。塗料としては柔らかい性質を持っていて万能系の塗料でもあります。柔らかい性質から下地によっては木部や雨樋などの細部の塗装に適しています。

 

【シリコン塗料】

耐用年数 7年~12年

塗膜に光沢があり弾性がある。耐久性も良く、シリコンにセラミックを配合させたものや汚れにくい機能などを持たせている物もあります。

 

【ラジカル制御型塗料】

耐用年数 8年~13年

現在 最も注目されている塗料で、新技術によりシリコン塗料を超える耐候性があり、作業性とコストパフォーマンスも魅力です。

 

【フッ素塗料】

耐用年数 10年~15年

耐久性に優れ、シリコン塗料より更に耐用年数が長い。価格は高いが、価格の安い塗料を数回塗り替えするよりは好まれる。

 

【無機系塗料】

耐用年数 15年~20年

建築外部用塗料として耐候性など最も優れているが、価格は一番高い。超高層ビル等で使用されることが多い。

 

最近では遮熱効果を加えた遮熱塗料もあります。省エネ・エコへの関心が高い現在、光熱費削減の効果が期待できる遮熱塗料の関心も高まっています。一般的に直射日光が当たる屋根に遮熱塗料を塗る事で屋根の表面温度が通常より下がり、建物内の温度上昇を抑える事で光熱費削減に繋げています。

 

 

 

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