株式会社創研

やっぱり気になるお金の話

リフォームとお金の話

リフォーム会社に来るお問い合わせの中で、実は私たちが困る質問があります。
それは、お電話口で聞かれる、「だいたいいくらぐらいかかりますか?」という質問です!

リフォームをご検討のお客様のほとんどが、どのくらいかかるのだろう?予算に合えば・・・。とお考えなのでしょうが、工事の内容がつかめないとはっきりとした金額はお話できかねる、というのが正直なところです。
それでも、「交換だけだから・・・」とか、「広さが6帖ぐらいで・・・」とか、お電話口で説明して、「ざっくりでいいから・・・」とおっしゃる場合、一般的な金額で、しかも誤差があっても構わないというのであれば、できる範囲をお伺いしてから計算をした後折り返しご連絡するようにしています。

リフォームは既存のものを新しくするわけですが、そこには新旧の関わりをどう納めるかが重要で、わずかな窪み一つも大切な要素となります。
さらに、そこにはお客様の個々の目的があり、100人いれば100通りのゴールがあります。
目的や現況を確認しないままでは、たとえざっくりで金額をお話ししても、役に立つ金額とはいえません。

ほとんどの場合、一度拝見させていただいてから・・・とお話させていただくのはそのためです。
お客様はやるかやらないかわからないのにわざわざ来てもらうのは・・・とおっしゃいますが、電話口で責任の持てない金額をお話しする方が、よっぽど勇気がいるのです。

いわゆる現場調査・・・を行えば、だいたいの金額はお話できます。
さらには、リフォームをしようと思ったきっかけ=お住まいの不満、不安を解決するためのアドバイスが可能となります。
色々な解決方法を提示させていただきますので、その内容にそった金額の御見積を作ることができます。

何のためにリフォームをするのか?

目的を明確にする・・・
それが、リフォームのお金を無駄なく活用するための一番大切なことだといえます。
思いつきで、あとからあとから工事を追加するようでは、予定外の出費となります。
目的にあった工事内容を検討することで、追加工事を無くし、工期、予算を守って施工をすることが可能となります。

こんなはずではなかった・・・と後悔しないために、まずは積極的に現場調査を依頼して、住まいの不満点の解決策を相談しましょう。

 

費用について

・リフォームの費用は「材料代 + 施工代 + 諸経費」以外にも必要なものがあります。

材料代はいわゆる商品代です。
住宅設備リフォームの場合、ほとんどの材料代は定価から割引いて販売されます。
割引率はリフォーム店ごとに異なります。お得なキャンペーンなどを利用するとさらにお得になります。

施工代は職人の手間代です。
ちょっとの工事だから・・・といっても、職人を手配して、半日、1日と工事をする場合、人工分の費用を払うことになります。
同じ職種工事なら、同日に施工できるように頼む方が割安といえます。

諸経費はお店ごとに様々ですが、養生費、足場代、リフォーム店の管理費や見た目だけでは判断できかねるリフォームならではの納まり調整費などが含まれます。
その他に、契約印紙代や消費税、不用品の処分代や、必要であれば引越し費用なども必要です。
ガス工事は別途精算などもあります。インテリアに合わせて家具やカーテン、照明器具などの買い替え費用も必要になります。

相場感をつかんで自分のリフォームの全体の予算をリストアップして把握しておくことが大切です。

 

補助金・助成金・税金・融資

リフォームは国の推し進める大きな政策の一部となっています。国やお住まいの自治体によって、補助金や助成金が受けられる場合がありますので、各自治体に問い合わせてみてください。

意外な助成金がある場合があります。
予算がプラスされると、可能となるリフォームも変わってきます。
ご近所や友人のリフォーム経験のお話などもリサーチして、利用できるものはしっかり利用していきましょう。

公的融資や、民間融資などを利用する場合、金利や条件を確認しておくことも大切です。
現在住宅ローンを利用している場合、さらにリフォームローンを加えるより、合算して借り換えをすることをお勧めします。

金利が下がった場合は、金利分の差額をリフォーム資金に充てることができます。
詳しくは融資担当者へお尋ねください。

リフォームを行ったお客様にその理由をお尋ねると、「思ったより費用が安かったから・・・」と答える人がたくさんいらっしゃいます。
まずはお見積もりをお取りください。案外想像しているより安いことがわかります。

リフォームは何のために行うのか?それは今の生活をより快適にするためです。
不便や不満や不安・・それらから解放され、この先の長い時間を住み心地よく過ごしませんか?

リフォームする前に
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