色彩にこだわったくつろぎと笑顔の浴室空間　さいたま市

〔住所〕さいたま市緑区
〔工期〕6日間
〔工事名〕浴室改修・洗面内装工事
〔工事内容〕
①浴室改修工事
既存ユニットバス解体
断熱材取付工事
給排水工事
電気配線工事
ユニットバス組立て

≪新規ユニットバス仕様≫
　TOTOサザナ　HTシリーズ（Tタイプ）
　1616サイズ
　床　　：ほっカラリ床　/ホワイト（ラグ調）
　壁　　：周辺パネル　/プラナスホワイトウッド
　浴槽　：クレイドル浴槽　/ジュエリークリームN
　その他：暖房乾燥機
　　　　　ラクかるふろふた（3枚割）
　　　　　スライドハンガー付インテリア・バー
　　　　　浴槽ハンドグリップ　/メタル調　
　　　　　ランドリーパイプ
　　　　　半球形照明
　　　　　カウンター・収納・タオル掛けなし

②給湯器交換工事（20号⇒24号へ変更）

③洗面内装工事
床張り替え（下地工事込み）
壁キッチンパネル貼り・クロス工事

家族みんなが楽しめる浴室空間を

シンプルな使い方が理想。家族みんな浴室内の使い方やくつろぎ方が違うから、一人ひとり意見を出し合いリフォームというものを楽しみながらゆっくりと決めていきたい。
また、年に何度か遊びに来る孫たちが楽しめる場にもしたいと思っている。まだ幼いので色彩感覚を養える様、きれいな色を沢山見せてあげられる空間造りを意識したい。

家族皆さんのご要望を取りこぼすことが無いよう、時間をかけてじっくりとヒアリングさせていただきました。浴室空間内は、ご家族皆さんのこだわりが沢山詰まった空間に仕上がったので、創研からは同時に工事を行った洗面側の内装工事部分で提案。長く美しい空間を楽しんでいただけるよう、腰高より下の壁にキッチンパネルの使用をおすすめさせていただきました。

工事施工前

26年間使い続けてきた浴室。特に不満や破損があるわけではなく、リフォーム後の環境を長く楽しみたいとの思いからリフォームに踏み切られたそうです。

「リフォームするなんて勿体ない」と友人に言わせるほどの美しさを保った浴室内。毎日奥様がどれだけお掃除を頑張られていたかが伝わってくる真っ白さです。

浴室と隣り合う洗面所は、床の軋みが出ていました。

洗面所の壁は元はタイル貼りでした。タイル本体の表面はつるつるとしているので掃除が楽ですが、目地の部分は汚れてしまいがちです。

工事施工中

浴室解体後の写真です。思いの外既存の断熱材が薄かったので、追加で断熱材の工事を行うことに。

浴槽と洗い場を支える架台を設置し、排水パイプを接続していきます。

事前にセットした排水トラップに合わせてさらに床、浴槽の順に設置。この後、壁や天井のパネルを仕上げていきます。

洗面所側の床の軋みは、古い釘が異音の原因となっていました。構造的な部分には問題がなかったため、古い釘は全て抜き、下地から張替て無事音の問題は解消。

工事施工後

こだわりは、ステップやアームレストがなく、下までストンと真四角な形状になったクレイドル浴槽。お孫さんたちと入ってもワイワイと楽しめる大きさです。今回給湯器も交換しており、20号から24号にサイズアップ。「寒くなっても早めに温かい湯が出て助かっている」とご満足いただけている様子でした。

壁は、4面ともベージュ色で艶消し素材のものを選択。冬でもほっと落ち着ける空間を意識するとともに、お孫さんたちとユニットバス用のステッカーを貼って楽しめるようキャンバスをイメージした色合いにしました。

洗面所に貼ったキッチンパネルもお孫さんへ「いろいろな色を見せてあげたい」との想いから奥様が選ばれたものです。ロールスクリーンも一新し、彩り豊かな温か身のある空間に仕上がりました。

各所に貼られた魚のステッカーは玄関から浴室へと続いており、子供たちを浴室まで案内してくれます。

今回リフォームを検討し、家族みんなと話し合っていく中で「それぞれ入浴の仕方が違う」のだということを知りました。普段一緒に入ったりする機会もないので、それぞれの話を聞くのはとても新鮮で、みんなで一つのことを考え、作り上げていくのはとても楽しい時間でした。担当の小野寺さんには、そういう話し合いの時間をたっぷりと取っていただき感謝しています。

私が一人でゆっくりとお風呂を楽しみたいときのおすすめの入浴方法は、3枚割の蓋を重ねて浴槽部分にカウンターを作る方法です。出窓にキャンドルを置くも良し、スマホをいじるも良しのくつろぎ空間の出来上がりです。

今回「浴室の壁をキャンバスに」されたいというお話を伺ったときは、とても驚きました。これから先、きっとお孫さんが遊びに来るたびに、テーマを変えたいろいろな浴室空間が出来上がっていくのだなと、創造していくだけでとてもわくわくしますね。リフォームは終わりましたがこれからも、夢のあふれる浴室空間をご家族皆さんで作り上げていってください。