株式会社創研

在来工法の浴室とユニットバスの違いは?

  • 公開日:2018年2月13日
  • 最終更新日:2020年11月13日

ユニットバスとは

  1. 浴室の各パーツ(床、壁、浴槽、天井など)を工場生産しておいて、現場で組み立てる工法
  2. 床と壁のつなぎ目が一体化しているため水漏れの心配がほとんどない
  3. 隙間が少ないため断熱性にも優れている
  4. 在来工法と比べて設置が簡単なため、工期は短く価格は安く抑えられる

 

在来工法・在来浴室とは

  1. 壁、床がタイル張りの浴室で周囲に防水加工を施し、コンクリートなどで壁や床を造る昔ながらの工法
  2. スペースに合わせて自由に作ることができる。いわゆるオーダーメイド
  3. 現場で作り上げる為、浴室の形状や空間に合わせ施工することが可能

 

ユニットバスのメリット

メリット① 標準でサイズが決まっているので価格設定がわかりやすい➡予算が立てやすい

メリット② 工事期間が短い➡すぐに新しいお風呂に入れる

メリット③ 豊富なデザイン➡浴室が癒しの空間に変身

メリット④ 掃除がしやすい➡家事の時短ができる

メリット⑤ バリアフリーが標準仕様➡つまずいて転倒するなどの事故防止や足を上げるなど体の負担を軽減

メリット⑥ 断熱性・気密性の高さ➡寒さへのストレスが軽減でき、ヒートショック予防にも効果的

メリット⑦ 水漏れのリスクが低い➡浴室の劣化を防げる

 

 

ユニットバスのデメリット

デメリット① 設置スペースの制限➡在来浴室より浴室空間が狭くなる場合がある

デメリット② 特注商品には対応できない場合がある➡取り扱えるメーカーの制限がある・費用が高額になる

 

ユニットバスのサイズは規格が決まっているので、在来工法と比べると自由度は下がります。

浴室スペースが変わった形や、狭い場合は選択肢が制限されます。

 

在来工法浴室のメリット

在来工法=オーダーメイド。浴槽の素材を大理石やヒノキにしたり、壁をタイルで細工したり、窓の形や大きさを変えたりすることも自由自在です。

浴室の広さや形状に関係なく、こだわりの空間をつくれるのが在来工法の最大のメリットです

 

在来工法浴室のデメリット

ユニットバスと比べて、経年により防水性が劣ります。

そのため、防水処理を徹底させる必要があり、さまざまな技術をもった職人の手が必要となります。

さらに壁も床もタイル張りが多い在来工法の浴室には断熱材が入っていないため断熱効果を期待することはできません。

乾燥期間を設けなくはいけない為、工期も長く、材料費や人件費の面で費用がかかるうえに寒い浴室となります。

 

 

 

●おススメの記事●

<ユニットバスリフォームで失敗しないポイント>

<浴室の施工事例>