株式会社創研

赤外線カメラによる無料雨漏り診断

  • 公開日:2017年4月24日
  • 最終更新日:2021年12月3日

雨漏りも見える化!赤外線雨漏り診断

10年以上建物を点検していない方には特におすすめします。

大切な住まいに長く住み続けるには定期的な建物の診断が必要です。

はじめは小さな不具合であっても、時間の経過と共に症状は悪化し、やがて他の建築部位や設備機器にも悪影響を及ぼします。建物診断による不具合の早期発見は、建物の寿命を延ばすこととなります。

 

赤外線を利用した建物診断は、これまで人の感覚に頼っていた部分が “カン” では無く、“目” で見えるようになります。

業者や職人さんが難しい事を話しているので良くわからないけど修繕が必要なのか。とはっきりと理解できずに高額な工事を決めていませんか?

赤外線サーモグラフィを使った調査なら、撮影した写真を見ながら調査報告ができるので、お客様が目で見て、建物の現状を理解することができます。

もちろん赤外線雨漏り診断は画像から不良部分を推測するので100%正しい結果が得られるわけではありません。しかし画像を見ながら傷んだ箇所を外側から発見することができるので、早めに対策することができます。

 

赤外線雨漏り診断のメリットデメリット

メリット

  1. 建物の健全部と不良部の間に生じる表面温度差を測定し、可視化できるので、原因を特定しやすい
  2. 雨漏り箇所が複数あった場合も発見しやすい ・・・ 色々な箇所を撮影しておく事で予期せぬ不具合も発見できる。
  3. 目に見えてご説明が出来るのでお客様も納得した復旧工事が出来る
  4. 赤外線サーモグラフィー装置を使用した撮影は資格保有者が行うので安心(一部撮影角度等の条件あり)

 

デメリット

  1. 赤外線サーモグラフィー装置で撮影する場合、正しい表面温度を測定する為には撮影角度や距離等の条件がある
  2. 壁面の影や凸凹がある場合は温度の差が出やすい
  3. 調査後の分析に経験と知識が必要

あれ?雨漏り?と思ったら赤外線雨漏り診断を

従来の建物の診断は目視や打診による外壁調査 でした。

外壁に異常がないか?を目や耳で調査したり、壁を叩いたり、散水調査と言って雨水の侵入口と推定される部位に水をかけ、雨漏りの原因調査する等、調査者の経験や勘に頼るところが多く、雨漏りの場合、原因がつかめず、何度も修繕を繰り返すこともあります。もちろんこの方法が一般的ではありますが、調査する「人」の能力によって結果が変わってしまいます。

赤外線雨漏り診断は、建物の表面温度を赤外線サーモグラフィー装置を使用して測定します。

外壁や屋根は、太陽の日射や気温の変動等の気象変化を受けて表面に熱が生じます。日射が当たらない夜や、木や建物の影があれば、温度が下がります。表面の材料の材質によって熱の伝わり方が違うので同じように日射が当たっても表面温度は異なります。

同じ材料・同じ日差し・同じ気温・同じ風等、気象条件が全く同じであれば、基本的に同じ色になります。表面温度に違いが出るのは、壁内の条件に違いがあると推測されます。この違いの原因は何か?を推察するのが「赤外線雨漏り診断」です。

従来の“目視”や“打診”といった経験や勘にたよる方法では無く、目に見えて可視化できる所が大きく異なり、お客様が納得できる対処方法を検討出来ます。

 

和室の窓のサッシから水が漏れている!!

この様なご相談がありました。

さっそく和室の内側を赤外線サーモグラフィー装置で撮影してみると、窓の上側の壁だけで無く、天井にも水分の滞留が見込まれました。

そこで和室の外側の外壁も撮影してみました。

【 実際の外壁の写真 】

  実写真

 赤枠 : 霧除けを取った時の跡と外壁のクラックがあります

 【 赤外線で映した写真 】

 赤外線写真

正常と思われる外壁が薄い青色に対して、霧除けから下の部分がや外壁のクラック回りの表面温度が他の外壁より低い色を示す紫色の表示になっています。

霧除けを外した工事跡からと、外壁にできたクラック部分から水分が侵入し、建物内部の防水壁(防水シート)により内部への侵入が止まった状態です。

侵入した水分が下に流れて、サッシ上部に溜まりそこから内部に水が出てきて「和室のサッシから水が漏れている」という状態になったと考えられました。水分の侵入口は2階の為、1階の天井部分にも滞水している可能性が高いと判断でき、この結果から、外壁の補修工事を実施しました。

壁内に水分が滞留していると正常の外壁よりも表面温度が低くなり、画像では色の変化で表現されます。この様に赤外線サーモグラフィを使うと、不良が疑われる部分は温度が周りの壁と比べ、異なっているのがわかります。これは、外壁内に水が浸入していたり、空洞が発生している可能性を示しています。

もちろん赤外線を使った診断は画像から不良部分を推測するので100%正しい結果が得られるわけではありません。ただ、撮影画像を見て頂きながらご説明を致しますので、お客様も画像の色の違いを見ながら現状を把握し、今後についての相談しますのでご納得の対策となります。又、予期せぬ不具合を早期に発見できるかもしれません。

10年以上建物を点検していないのであれば、“特”にお勧めします。お気軽にお問い合わせください。

 

 

家について疑問があればお気軽にご相談下さい。もちろん無料です。


施工事例では雨漏り診断をした事例を掲載しています。

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