株式会社創研

公共事業

  • 公開日:2019年10月25日
  • 最終更新日:2019年10月26日

いつもお世話になっております。

今日は10月25日、AM10:45金曜日、雨がすごく降っています。

先日の台風19号で被災されたた方々に改めてお見舞い申し上げます。

この雨で被災された方々は不安がおおきくなりますが、被害が大きくならないことを祈るばかりです。

弊社でも台風15号の対応も不十分で申し訳ない気持ちでいっぱいです。

今回の台風19号は雨の被害がひどかったようです。弊社の事業には下水事業もあるので関りはありますが、河川の氾濫など一民間業者では対応できる範囲をこえています。残念です。

私がお伝えしたいのは公共事業のことです。今回の台風19号で八ッ場ダムが治水の役目したと報道がありました。

旧民主党の方々は苦々しくしているとか、この場で旧民主党の当時の政策を批判するつもりはないですが、今回のように災害が発生したとき、無駄な公共事業はないと考えます。自民党、小泉政権の頃から日本は財政が厳しく、公共事業費の予算削減が流行りのようになりました。当時、弊社は公共下水道が主の事業でしたので、会社の将来など不安で悲しくなりました。

数年前ですが、ある機会があり元国土交通省の官僚の方と話す機会がありました。

その方の話は「自分が若いときは東遷事業が主だった。東遷しないと河川が氾濫して多くの方々被災することがあったから、大変だったが誇りをもって東遷事業に邁進した。今の時代、公共事業イコール無駄遣いのような報道がなされ残念だし、地方も含め日本は治水事業が不十分だ」と仰っていたことを思い出しました。

 

予言通りになってしまいました。

 

今回の台風19号の被害は全てでないにしろ公共工事で防止できたこともあったと思います。

確かに日本財政は厳しいです。ですが人々の暮らしや命に関わることは最優先です。また公共事業費を大きくしても残念ながら土木業を廃業した業者が多くすぐに対応はできないのです。

日本の治水事業や公共事業を皆さんに考えて頂けたら幸いです。