株式会社創研

屋根の役割とリフォームのポイント

  • 公開日:2010年1月1日
  • 最終更新日:2020年10月29日

 

 

住宅にとって屋根は大切な役割

普段あまり目につかない屋根ですが、紫外線台風ゲリラ豪雨地震等の自然災害から家族や家財を守っています。住宅ににとって屋根はとても大切な役割をしています。それだけに傷みやすいものですが、劣化したまま放置しておくと住まいの老朽化を速める原因になります。まずは、ご自宅の屋根の状態を分かる範囲でチェックしましょう!

  屋根点検のポイント

*全体的に屋根材の色あせが目立つ➡劣化の初期サイン

*屋根に雑草やコケが生えている➡ホコリや湿気の影響を受けています

*屋根材の割れ・ズレがある➡雨漏りしているか、近々起きる可能性あり

*屋根材の一部が欠落している・隙間が見える➡雨漏りが起き、劣化進行中

*屋根全体がうねって見える➡雨漏りや結露で下地が傷んでいる可能性あり

 *軒天にシミがある➡雨漏りの可能性あり

リフォーム工事の種類

屋根の状態によってリフォーム方法が違います!

【葺き替え】 下地まで傷んでいる場合や雨漏りをしている場合

【カバー工法】 屋根材の傷みが激しい場合

【塗替え】 下地が傷んでいない場合

【補修工事】 傷んだ箇所の補修

屋根材の種類

おおむね4種類に分かれていて、それぞれのメリット・デメリットをご説明します。

スレート系・・・化粧スレート

≪メリット≫重量が軽い・コストが低い・耐候性・耐震性に優れている

≪デメリット≫定期的なメンテナンスが必要

スレート系・・・天然スレート

≪メリット≫耐久性に優れている

≪デメリット≫重量が重い・コストが高い

粘土系(瓦)・・・いぶし瓦・洋風瓦

≪メリット≫日本の気候に合っている・耐久性に優れている

≪デメリット≫重量が重い・コストが高い

セメント系・・・厚型スレート

≪メリット≫防音性に優れている

≪デメリット≫重量が重い・防水性が低い

金属系・・・ガルバリウム

≪メリット≫重量が軽い・耐久性・耐候性・耐震性に優れている

≪デメリット≫遮音性が低い(防音材で解消)・コストが少し高い

屋根材を選ぶ時の大切なポイント

まず知っておきたいのは、選ぶ屋根材によって屋根の勾配に規定がある事。素材によって、葺き方が異なるので勾配に合わせた防水性能が求められるからです。また木造の場合、耐震性能を確保するため、屋根材の重さが関係します。重量のある屋根材の場合、壁の量を多くとらないといけないので間取りに影響する事があります。金属屋根から瓦屋根に葺き替える場合などは気を付けましょう。それと注意しなくてはならないのは、屋根材は素材や商品の価格だけでなく、屋根の形状や勾配によって工事費に差が出ます。

塗料の種類

主に4種類に分かれています。遮熱塗料も良く用いられています。

フッ素塗料・・・優れた耐候性があり、長期間の耐久性がありますが、価格が非常に高い

シリコン塗料・・・耐久性に優れているため、現在の塗料の主流となっています

ウレタン塗料・・・非常に塗膜が強く、耐水性、耐久性に優れていますが、防汚性に欠ける

アクリル塗料・・・価格が安く、透湿性がありますが耐用年数が低い

遮熱塗料・・・ガイナ塗料/サーモアイ塗料/クールタイト塗料

遮熱や断熱効果を備えた塗料で、種類によって効果や価格が変わってきます。

色選びのポイント

①外壁の色調を考える

②屋根は外壁より直射日光を受けやすいので、鮮やかな色は色あせも目立ちます

③小さなサンプルに比べ、大きい面積になると明るい色はより明るく、暗い色はより暗く感じるので気を付けましょう

 

 


《資料請求はこちらから》

 

創研豆知識にはもっと詳しく、絵や図を使って説明している為もっとわかりやすい!

もっと詳しく知りたい!もっと読みたい!!という方は

お問合せフォームより資料請求をお願いします。

 


 創研では創研豆知識として季節に合ったリフォーム情報をご提供しております。

その他の豆知識一覧ページはこちら