トイレを替えたらイイコトしかない!!
家族が必ず毎日使うトイレ。熱を出していても、酔っぱらって帰ってきても、トイレだけは家族みんなが
使う場所です。ほっと一息つく場所、気を抜ける場所、家族の大切な場所だからこそ一度見直して
みませんか? 2001年以前のトイレを使用されている方は特にお得なことばかり!!
節水
普段から、節約に気を使っている主婦の皆様!!
トイレで使う水がこんなに贅沢三昧でいいのですか?

家庭で使われる水の割合

家庭内で使われる水の第一位は「トイレ」なのです。
2001年までのほとんどのトイレは、大を使うと13Lのお水で洗浄
します。大1回でペットボトル(2L)約6.5本分のお水を使ってい
るのです。現在のトイレは半分以下の5L前後の水で洗浄します。


大1回/人・日 小3回/人・日 使用した場合で算出(出典:LIXIL)
2001年までのトイレをお使いの4人家族の場合、現在のトイレに替えると、上下水道料金が年間約13,800円も節約できます。
また、現在の洗浄便座(ウォシュレット等)も省エネ機能があるので、
電気代が年間約4,000円~7,000円も節約できます。




清掃
トイレ掃除をきちんとしていても黒ずみや臭いが気になりますよね?
今のトイレは掃除を楽にする機能がたくさんあります。

水アカ・黒ズミ・汚れ

従来のトイレは、便器についた汚物の汚れがなかなか落ちなかったり、黒ズミやくすみの原因になる水アカがこびりつくなど、困りものでした。現在のトイレは特殊な加工を施しているので、汚物よごれがトイレ洗浄するだけでツルンと落ちます。
また、表面がツルンとしているので水アカがこびりつきません!!
洗浄も、従来の流れ方と違い、渦巻き状に勢い良く水が流れるので少ない水量で汚れを落とします!!
また、汚れる部分の代表といえば「便器のフチ」ですね。ブラシではなかなか届かずイライラします。現在の便器はフチがないので、サッとひと拭きでお掃除がラクラクです♪


除菌・臭い

トイレで一番気になるのは臭いです。現在のトイレは臭いの原因菌を除菌することでしっかり消臭します。また、使用後に気になる臭いを強力脱臭するので、臭いを残しません。


プラズマクラスターイオンが水のかからない便座裏や便器内のすみずみまで行きわたり、浮遊カビ菌や付着菌を除菌します。
※一部対応していない機種もあります。

水道水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる除菌成分を含むミストを吹きかけ除菌します。
※一部対応していない機種もあります。
床掃除
トイレの床は水だけでなく、アンモニアや強力な洗剤が飛び散る可能性がありますので耐えられる素材にしましょう。さらに、清潔を保てるように掃除がしやすいと嬉しいですね。種類や価格の面でもクッションフロアをお使いの家庭が多いのですが、ここでは、クッションフロア以外で掃除がラクになる商材をご紹介します。
トイレ専用タイル

大きな1枚ものの、セラミックタイルなので目地がなくサッと拭くだけできれいになります。また、タイルなので耐久性にも優れています。
トイレ用フローリング

耐水性に優れたフローリングなら、トイレの使用も可能です。しかし、フローリングの継ぎ目にアンモニアが染み込んでしまうと臭いの原因になる場合があります。
便器が浮いてる!?

便器が床ではなく壁に設置することにより、便器の下にも雑巾やモップが入るので床のお掃除がとてもしやすいです。
安全
家族みんなが必ず利用するトイレ。危険な点に意外と気付かないものです。特に、高齢者や身体が不自由な方にとっては安全に使えるトイレをお勧めします。
寒いトイレ

冬場など、暖かい部屋から寒いトイレに移動すると急激な温度変化に身体がついていけず、高齢者の場合、「ヒートショック」で脳卒中や心筋梗塞の症状を引き起こす危険があります!!
トイレ内の温度変化に気を付けましょう
トイレの窓に内窓を付けることで、外気の侵入を減らすことが出来ます。トイレ用の暖房と併用すると冬でも暖かく、安心ですね♪

入口の段差

年齢を重ねると、ちょっとした段差にもつまづきやすくなります。トイレ使用時の妨げになります。
廊下との段差をなくしましょう
廊下との段差をなくして平らにしておくのが理想です。車いすを利用する際にも段差がないほうが便利で安心です。
段差だけを解消したい場合は、市販の段差解消スロープを取り付けるだけでも便利です。

トイレ内転倒

トイレに座ったり立ったりする際、手すりがわりに、トイレットペーパーホルダーやタオルかけに体重をかけると、支えきれず、外れて思わぬ大けがをする危険があります。
手すりの設置をおすすめします
立ったり座ったりする際に身体を支える手すりや「よいしょ」と手をかけられるものを設置することで、心で楽に動作ができます。


万が一トイレ内で転倒した際、内開きドアだと身体がドアを塞いでしまうので、外からドアを開けることができません。万が一の際、救出が遅れてしまいます。
車いすでも開閉しやすいドア
トイレの中で万が一事故があった際、救出しやすいように引き戸をおすすめします。引き戸なら車いすでも簡単に開閉ができます。また、廊下幅の狭い場所に最適な中折れのドアもおすすめです。

ヒザの負担

和式の便器はヒザを深く曲げた姿勢を維持しなくてはならないので、足腰に大きな負担となります。
洋式の便器なら椅子に座るのと同じ
洋式トイレなら椅子に座る感覚なので、楽に立ったり座ったりすることができます。また、暖房便座なら暖かいので座ったときに「ヒヤっ」とせず安心して用を足すことができます。


段差のある和式便器で、手軽に洋風に変身する方法もあります。床の大きな改造工事がいらず、短時間で取付ができます。もちろんシャワートイレも取付可能です。

機能
トイレで快適に過ごすために、最新のトイレには色々な機能があります。こだわりのトイレ、便利なトイレなどをご紹介します。

足元と便器内に灯るライトは夜中のトイレ使用時に眠気を覚ますことのない優しいあかりで便利です。


溜水面に張った泡が、男性の立ち小用時の飛沫汚れや、着水音を軽減します。


両側にスピーカーを内蔵しステレオで再生します。
心地よい音楽が流れ、リラックスできます。


トイレ室内を暖房します。タイマー機能や室温5℃以下になると自動で作動する機能があります。

便座が自動で昇降して、トイレの着座や立ち上がりをサポートします。身体状況に合わせて昇降経路や高さを選べるので、足腰が不自由で立ち座りがつらい方や、トイレの介助が大変な方など幅広く利用できます。

オスメイトの方やトイレ介護に携わる方々におすすめです。ストーマ装具やおまるなどを洗うのに便利なシャワーを内蔵した手洗い器です。使用しない時はキャビネットに収納できるので便利です。

小豆知識
便座にはなぜ「O型」と「U型」があるのでしょう

便座の形状が「U型」と「O型」の2種類あるのはご存知ですか?
もともとは「O型」が家用で「U型」が公共トイレ用だったそうです。
まず、便座の目的は座ったときに「ヒヤっ」とするのを解消する為と便器のフチの汚れを覆う為なので「O型」が自然な形となりました。
ではなぜ「U型」ができたのか?
実は…体格のいい男性が座った際、「O型」だと局部が触れてしまうことがあり、多くの人が利用する公共トイレではこれを嫌がる人や感染症を心配する声から「U型」が誕生したのです。ちなみにシャワートイレやウォシュレット等が「O型」なのは、暖房便座であることや強度が高いからなんです。
- 【更新日】2025年07月10日 10:27:31
- 【投稿日】2025年07月10日 10:27:31