[お風呂]に求めるもの…それは快適
各社で行ったお風呂についてのアンケートを集計すると、全体の9割の方が「お風呂が好き」と答えました。中には「面倒」や「熱いのが苦手」等の意見もありますが、全体の8割が湯船派でした。
では、皆さんにとってお風呂とはどんな役割でどんな存在なのでしょうか?その回答が下のグラフです。1位は当然ですが、一日の汚れを洗い流して身体を整える場所ということです。2位からは心身ケア等の役割が挙げられています。

引用:クロス・マーケティング実施「お風呂に関する調査(2022年)」
引用:パナソニック㈱エコソリューションズ社「美容、健康のためにお風呂に求める環境」
お風呂の快適とは


意外と知らない在来工法とユニットバスの違い
在来工法
在来工法は昔ながらの工法で床や壁を現場で作ります。ですから、自由度が高く檜風呂など思いのまま。ですがコストが高く工期もかかります。また、基本的には普通の部屋に防水加工を施しコンクリートやタイルを敷き詰めていくので、水漏れ等のトラブルも起こりがちです。

ユニットバス(システムバス)
ユニットバスは壁、天井、床が一体になっている組立式の浴室です。規格が決まっているので自由度には限度があります。しかし、機能性に優れており、清掃性や保温性能、快適性が向上しています。また、在来工法に比べ低コストで工期も短いのが特徴です。


くつろぎ・癒し・リラックス
一日の疲れを癒す空間、一日の出来事を振り返る空間、家族とゆっくり話をする空間、自分だけの空間くつろぎにはいろいろな形があります。ほっとできる空間づくりができます。

壁材

壁が光の陰影で表情を変化させ、さまざまな角度の凸凹をつけることで、深みを表現します。
ライト

天井のブルーダウンライトが、海の底にいるような静かな光の世界を創りだします。

浴室天井のラインに沿わせた光のライン。ほのかな優しい光を気分に合わせて調光・調色が出来、癒しの空間にします。
打たせ湯

身も心も解きほぐされていくような打たせ湯の感触が自宅で味わえます。
肩湯

首から肩を優しくなで気持ちまでほぐしていきます。
浴室TV

浴槽につかりながら臨場感のある映像と天井から降りそそぐサウンドで快適なバスタイムを実現できます。
ジェットバス

勢いよく出る泡に身をゆだね、心地よい刺激で心の芯までリラックスできます。
シャワー

一気にお湯が全身を覆い包み込んでくれるようなボリューム感と爽快感を楽しめます。
※こちらでご紹介している商材は、LIXIL・TOTOのオプションとなります。

浴槽の種類
クレイドル浴槽

浴槽をまたぐ時の高さを低くして入りやすさに配慮しています。ゆりかごのような感覚です。
ラウンド浴槽

半身浴に最適なステップがついています。満水容量が削減でき節水効果があります。
スクエア浴槽

シャープなデザイン性でスタイリッシュな空間を演出できます。
ワイド浴槽

一人で広々、親子でゆっくり入れるワイド型横方向に座れるベンチがついています。
スーパーワイド浴槽

親子で顔をあわせて入浴できる広さ。一人なら思いきり手足が伸ばせます。
各メーカでは、ライフスタイルにあわせて浴槽も選べます。
キレイ・清潔・清掃性
長時間かがんで掃除をするのはつらいものです。
掃除の手間を省く様々な工夫がされており、いつもきれいで汚れがつきにくく、掃除がしやすくなっています。

浴槽

水あかや皮脂汚れを落としやすい人造大理石や防汚クリア層が施されています。
壁

特殊樹脂でコーティングされているので、汚れにくくカビの心配も少なくなりました。
床

水切れがよく、乾きが早いのでカビやヌメリがつきにくくなっています。また、スポンジやブラシが通りやすいので掃除が楽です。
ドア

ゴムパッキンを無くし、汚れのたまりやすい換気口をドア枠に埋め込むことでスッキリ。
排水溝

水の流れを利用して、まとまったゴミは片手でポイ!! 排水口は凸凹が無く、手が届く形になっています。
使いやすさ・安全・安心
冬でもあったか~い

冬場の寒いお風呂は急激な温度変化でヒートショックになる危険性が大きくなります。ユニットバスだからこそできる浴室全体を断熱や保温材で包むという
方法。浴室全体を断熱することで、浴室内の熱が逃げづらくなります。

暖かい工夫
浴槽
お湯が冷めにくい保温構造の浴槽。4時間後の温度低下が従来浴槽が約-7℃に対し保温浴槽は約-2.5℃以下となります。
床

ヒヤッとしない温かい床で、優れた断熱性能!!
従来の床と違い、断熱クッション層があるので冬場の一歩目もヒヤッとしません。
換気扇

入浴前にスイッチを入れておけば高速温風が浴室をスピード暖房!!
寒い冬も快適です♪
忘れてはいけない安全対策

1.入口の段差をなくすことによりつまずく心配がありません。
2.滑りにくい床材でクッション性があるので安心です。
3.浴槽と洗い場の段差が低いので、少しの足上げで浴槽に入れます。
4.四方に手すりを設置することで浴室内の動作をサポートします。
5.浴槽排水が簡単なプッシュ式。腰を曲げて栓を抜かなくても平気です。
6.浴槽に出入りする際に利用できる折りたたみ式のベンチ(フタとして使用)
7.浴槽内での姿勢保持をサポートする浴槽内握りバー。

キケン!


その1.水栓金具の位置
洗い場の側面や背中側の壁に水栓金具があると身体をぶつけやすく大ケガをしてしまうことがあります。

その2.タオル掛け
吸盤等で取り付けたタオル掛け…よろけた時にとっさに掴んでしまうと支えきれず外れてしまい全体重をかけて転んでしまうと大ケガをすることも…

その3.浴槽内で転倒
浴槽に入るとき足が引っかかたり、浴槽から出る際、転倒してしまい溺れてしまう事があります。

うんちく
昔は「湯」と「風呂」とに分かれていました。
「湯」は今のお風呂と同じでお湯に体を浸すものでしたが、 「風呂」は蒸気で体を蒸し、垢をこすり落としかけ湯をするというものでした。
今のサウナに近いかもしれません。
しかしこの「湯」や「風呂」は贅沢なものでたまに入るものであり、一種の娯楽でした。
普段、武士や一般庶民は水で体を洗う「行水」だったようです。
ちなみに、このお風呂の後で着替えるものを包んだり、実際お風呂に敷いた布が現在の「風呂敷」なんです。

エコ・節約
浴槽
ダブル保温(浴槽+フタ)だからお湯が冷めにくく省エネです。


半身浴の為のベンチスペースが節水にも効果を発揮!!


シャワー
満足のいく勢いと量感なのに、最大48%の節水効果があります!!



光熱費がこんなに違う!!
ユニットバスリフォームの工事期間
浴室のリフォームが始まると、当たりまえですが自宅のお風呂に入れません。
そうなると、工事期間が気になります。
在来工法からユニットバスにリフォームする場合、解体・搬入の手間、下地のコンクリート打、配管等で4~5日程度となります。
ユニットバスからユニットバスにリフォームする場合は、2~3日程度となります。(工事内容によって工期は変わります。)


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- 【投稿日】2025年11月28日
















